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肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、初期には自覚症状は

肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、初期には自覚症状は殆どない。病状が進行してくると肝機能悪化及び腫瘍の増大に伴い、全身倦怠感、食欲不振、黄疸、尿の黄染、腹部膨満、腹部腫瘤、腹痛、発熱などが出現してくる。

肝細胞癌は多くの場合は慢性肝炎や肝硬変を持つ患者におこり、症状や兆候は肝硬変の進行を示唆するものとなるので非常に発見は難しい。腹痛や上腹部の腫瘤は所見として取れる可能性はある。肝臓上に摩擦音や雑音が聞えることもある。また血性腹水が認められることもある。

AFPが400ng/ml以上は非常に肝細胞癌を疑わせる。転移性肝癌では原則としてAFPが上昇することはない。しかし早期肝細胞癌ではAFPが上昇しないことも多い。そのため慢性肝障害の患者は定期的にCTやエコーを行う必要がある。

日本において最も多いHCVによる肝硬変の場合はインターフェロン投与で肝細胞癌の発生を減少させる可能性があることが最近になって判って来ている。一方で、インターフェロン維持療法は対照と比較して、死亡・肝細胞癌・肝代償性・線維化に有意差を見出さなかったという報告もある[1]。

また頻度は低いが腫瘍随伴症候群がおこることもある。下痢(血管作動性腸管ペプチド)や高脂血症、低血糖、多発性筋炎、後発性ポルフィリン症や異常フィブリノーゲン症、高カルシウム血症、赤血球増加症などがおこることもある。
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血液検査 [編集]
全血算
白血球増加が見られることがある(肝硬変患者では通常減少)
腫瘍マーカー
α-フェトプロテイン(AFP)
60?70%が陽性となるが、肝硬変、慢性肝炎での陽性率が高い。AFPレクチン分画(AFP-L3)は肝細胞癌に特異性が高い
PIVKA-II (protein induced by vitamin-K absence II)
別名DCP (des-gamma-carboxy prothrombin)。40?50%しか陽性とならない、肝硬変、慢性肝炎での陽性率が低い。ビタミンK欠乏で陽性となり、転移性肝癌でも陽性となることがある
上記二つのマーカーを組み合わせる事により広範囲なスクリーニングになるとの報告もある(AFP、PIVKA-IIの相補性による)
PIVKA-IIは異常プロトロンビン(=血液凝固因子のII因子)であり、ワルファリンにより誘導されるため、抗凝固療法施行中は指標とならないことがある。
血清フェリチン

画像検査 [編集]
腹部超音波検査(エコー)
典型的な肝細胞癌は境界明瞭な類円形で、表面に低エコーの被膜を持ち、内部はモザイク状である。血流に富む。
CT
造影CT(ダイナミックCT)が診断に有用である。典型的な肝細胞癌は動脈相で強く染まり、門脈相および後期相では造影剤は洗い流され、周囲肝組織より低濃度に描出される。肝細胞癌は門脈よりも動脈から栄養を受けていることを利用している。
最近ではCT装置の性能向上により、血管造影のかわりにCTA(CT-Angio)によって腫瘍の栄養血管検索を行う場合もある。
MRI
ガドリニウムを用いたDynamic撮像および造影MRIではCTと同様の所見が得られる。また、SPIO(超常磁性体)造影剤を用いた造影MRIにおけるT2強調画像では、正常肝臓が信号低下するのに対して高信号として描出される。但し、分化度の高い肝細胞癌では正常肝臓と同様に信号低下する場合も少なくない。
また、T2*強調画像やIn Phase・Out Phaseによる撮像も有効である。
血管造影
動脈造影では造影初期に強く染まる腫瘍陰影として描出される。通常、手術前の検査やTAE(肝動脈塞栓術)に伴うものとして行われる。定期的な検査として行われることはまずない。
CTA、CTAP(=血管造影CT)
血管造影と同時に、血管造影のカテーテルから造影剤を注入しながらCT撮影を行うもの。

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2009年06月12日 12:02に投稿されたエントリーのページです。

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